檻の外で咲く恋

否定しきれない。

怖くて、
どうしようもなくて。

一人でいる時間が、
どんどん苦しくなる。

それでも。

誰にも言えない。

言った瞬間、
全部が壊れる気がして。

だから。

今日もまた、
何もなかった顔で笑う。

――そうやって。

気づかないふりをしたまま、
時間だけが過ぎていった。