檻の外で咲く恋

その一言。

それだけで。

胸の奥が、きゅっと締まる。

責められなかった。

否定されなかった。

ただ、認められた。

それが。

こんなにも、安心するなんて。

芹羽「……ありがとうございます」

小さく言う。

声が、少しだけ震える。

玲央はそれ以上何も言わない。

ただ、少しだけ頷いた。

その距離が、
優しかった。

店をたあと。