檻の外で咲く恋

振り返ると、潤羽が立っていた。

芹羽「うん」

少し笑う。

潤羽も、それを見て安心したように笑った。

三人での朝食。

静かで。

ぎこちなくて。

でも。

嫌じゃなかった。

食べ終わったあと。

蒼真「少し外、行くぞ」

お兄ちゃんが言う。

芹羽「え?」

蒼真「顔見せとく」

それだけ。