檻の外で咲く恋

朝の光で、目が覚めた。

見慣れない天井。

一瞬だけ、どこにいるのか分からなくなる。

芹羽「……あ」

思い出す。

昨日のこと。

逃げて。

繋がって。

ここに来たこと。

ゆっくりと体を起こす。

隣では、潤羽がまだ眠っていた。

その寝顔を見て、
少しだけ安心する。

芹羽「……大丈夫」

小さく呟く。

自分に言い聞かせるみたいに。