檻の外で咲く恋

潤羽が、少しだけ笑う。

潤羽「最初から、家族だったんだね」

その言葉に。

お兄ちゃんは一瞬だけ黙って。

それから、そっぽを向いた。

蒼真「今さらだろ」

ぶっきらぼうな声。

でも。

さっきより、少しだけ柔らかかった。