「__窃盗団なんかじゃない!!…そうじゃ、なかったんだ、本当に……」 エトさんの問いかけにレウロさんが反応する。 弱々しくなっていく語尾と共に、レウロさんの目には涙が溜まっていった。 「始まりは、窃盗団じゃなかったんだ…」 暗い表情をしたレウロさんが、そう言い放った。 「元々は…身寄りの無い人達が集まって出来ただけの集団だった…街で大道芸をして、少しずつお金を稼いで過ごしていたんだけど…」 レウロさんの顔が更に曇っていく。