少女は仲間と“魔王”を倒す!


 発光体はユラユラと湖に近寄り、ついに透明化の魔法を解除した。

 現れた女の子が、小さく息を吐く。

 __今だ!!

 私達は茂みから飛び出し、三方向から女の子を取り囲んだ。

 「__えっ!!?」


 女の子が驚いた様子で振り返る。

 金髪に目元の泣きぼくろ。

 そこにいたのは間違いなく、捜していた女の子だった。


 「あの…あなたのお話を、聞かせてもらえますか?」


 女の子は悟ったように両手を上げてみせた。


 ***