少女は仲間と“魔王”を倒す!


 その間にも、発光体は次々とポストにお金を入れて移動をしている。


 「ちょっと…どうするんだよ、あれじゃ捕まえようにも……」


 「悪いこと…ではないですよね、どうしましょう…!」


 エトさんと私が困惑する中、グリスが冷静に口を開く。


 「…何か理由があるのかもしれない。相手が魔法を解くまで様子を見よう」


 ***

 あれから発光体は家々を回った後で、再び森の中へと戻っていった。

 追いかけると、森の奥にある湖に辿り着き、私達は息を潜める。