少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「二人共…アレ、なんでしょうか…?」


 私が指し示す先の物体は、言うなれば“発光体”だった。

 淡く光る発光体が、街の中をコソコソと移動している。


 「カナヤ、グリス…あれ、魔法だ」


 エトさんがおもむろに口を開いた。


 「どういうことだ、エト」


 「サポート系魔法の一つに、透明化の魔法があるんだ。それにあの光ってる部分…間違いない、僕らが追ってる窃盗団の子だよ」