少女は仲間と“魔王”を倒す!

 そして夜を迎えたころ、警備も兼ねて探索に出ようとする私達の前に男の人が現れた。

 私はその人に見覚えがある。

 初めに街を訪れたとき、お水を分けてくれた酒場の店主さんだった。

 どうやら宿屋に提供するお酒を持ってきたらしい。


 「よぉ、お嬢ちゃん!サービスで渡した水、残念だったなぁ…こぼしちまってただろう?」


 どうやらあの女の子とぶつかったところを見られていたらしい。