少女は仲間と“魔王”を倒す!


 私の話を聞くなり、エトさんが気まずそうにそっぽを向いた。


 「…悪かったね、僕が途中でバテたから…」


 「いえ、エトさんのせいじゃありませんよ!」


 「そうだな、夏島の暑さを侮っていたオレの責任だ」


 グリスは水を一気に飲みほす。


 「とにかく、窃盗団のアジトはまだ分かっていないから、そこら辺も含めて、この町で情報収集をしなくちゃな」


 「どちらにせよ、全員もう少し休んでからの方が良いだろうね」


 エトさんの言葉に同意した私達は、しばらく部屋で自由にくつろいだ。