少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「あなた…!髪飾りの!」


 どうやら相手も私に気づいたらしい。


 「__っ!!」


 目を丸くするなり、弾かれたように踵を返して走って行く女の子。


 「しまった……!けど、今は…」


 追いかけるべきだけど、エトさんとグリスにお水を届ける方が大事だよね…?

 二人を置いてはいけない。

 私は唇を噛みしめながら町を出た。