「わわっ…お水が!すみませんっ!」 直ぐさま頭を下げて謝る私に、その人は「いいよいいよ!」と穏やかに返した。 「このくらい、暑さですぐに乾いちゃうからさ!気にしないで~」 「でも__」 そう言って顔をあげた瞬間、ようやく相手の顔を見る。 私はハッとした。 金髪を二つに結い、特徴的な泣きぼくろがある。 船で出会ったあの子だ__!!