少女は仲間と“魔王”を倒す!


 重く、熱がこもる鎧を着たグリスが行くより、私が行く方がずっと適任だ。

 グリスもそう思ったようで、エトさんを手であおぎながら言葉を口にした。


 「すまないな…。よろしく頼む。エトのことは任せてくれ」


 「はい、行ってきます!」


 私は急いで町への道を駆け出した。

 ***


 町につくなり、私は直ぐさま近くのお店に飛び込んだ。


 「いらっしゃい!」


 店内は酒場のようで、冒険者や町の人達が飲食をしてくつろいでいた。