「無理をするな、エト。あそこの木陰で少し休もう」 大量の汗をかきながらグリスが提案をした。 三人で木陰に入ると、ほんの少しだけ暑さが和らいだように感じる。 これで近くに川でもあればよかったんだけれど…。 この暑さで近場の川は干上がっているようだった。 「やはり町まで行かないと水はないか…エトに水分を補給させたかったんだがな」 木の幹に背中を預け、ぐったりしているエトさんが荒い息をもらした。 「なら、私が行きます。グリスはここでエトさんを見ていてあげて下さい…!」