少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「…いや、この任務はオレ一人で受けているんだ。その方が気が楽でな!」


 「なら、何で僕達に声をかけたんだ?」


 「その…オレは守り専門で、戦闘面はからっきしだからさ。多少の体術は心得ているけど、相手に魔法使いでもいたら長引くだろう?」


 ポリポリと頭をかきながら気まずそうにグリスが言った。


 「まあ確かに、攻め手にはかけてるよね…仕方ないか」


 「そういうことなら私達、任務のお手伝いさせてもらいますね!」


 「おぉ、それは助かるよ、ありがとう!」


 グリスが嬉しそうに笑う。