「カナヤ、エト、船が動くまでオレの話を聞いてくれないか?」 グリスが真剣な表情で口を開いた。 「何だよいきなり」 「すまない、実は二人にオレの任務を手伝ってほしいんだ。無論、報酬ははずませてもらう」 「グリスの任務を…ですか?」 私とエトさんが首をかしげると、グリスは任務について語ってくれた。 「あぁ、とある窃盗団を追っていて…そいつらを捕まえるために力を貸してほしい」