「…でも、ちょうど良かった。僕達アンタに話があって__」 エトさんの話を遮るかのように、凄まじい衝撃音が辺りに響く。 「何だ__!?」 ぐらぐらと大きく揺れる船内。 どこかから叫び声が聞こえた。 「魔物だぁぁー!!魔物が出たぞ!!」 「はぁ!?魔物!?」 「マズい、乗客を避難させなければ!」 「エトさん、グリス、行きましょう!」 私達は叫び声のする方へと駆けだした。