少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「いいじゃないか、元気で!」


 聞き覚えのある声に私とエトさんが振り返る。

 そこには数日ぶりに会う人物が笑顔で立っていた。


 「久しぶりだな、二人共!」


 『グリス…!!』


 まさかの場所での再会に目が丸くなる。


 「どうしてアンタが冬島にいるんだよ!?」


 「あの後すぐに任務の関係で、冬島の街に滞在してたんだよ。お前達も冬島にいたのか?」


 「はい。でも私達は街の方には行かなかったので」


 しばらく三人で談笑した後、エトさんが話を切り出した。