__そろそろ寝ましょう。 そう言ってノエルさんが布団に潜り込む。 私も何も言えなくて、布団に潜り込み、「おやすみなさい」と呟いた。 *** 目が覚めたのはそれから長い時間が経ったとき。 まだ明けていない夜を窓ガラス越しに見ていると、雪の中を歩いて行くエトさんを見つけた。 私は着のみ着のままで外へと出る。 そして立ち止まって空を見上げるエトさんの隣に向かった。