少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「…良いんじゃない?ウチは元孤児院だし、部屋も余ってるし…ノエルとケントも喜ぶよ」


 エトさんはそっぽを向きながら答えた。


 「まぁ、物置部屋になってるから、片付けて掃除もしないとだけどね」


 「そ、それでも嬉しいです…!私、皆さんと離れて過ごすのが寂しくて…だから、ええと、その…」


 私は身ぶり手ぶりで、必死に嬉しさを伝えようとする。

 エトさんはそんな私を見るなり笑い出した。


 「なにしてるのそれ?踊ってるみたいだよ」