「ほら…避けねば__死ぬぞ」 魔王の言葉と共に放たれる高速の突き__。 私が必死に頭をそらすと、かわしきれなかった刃が髪飾りに当たった。 「あっ……!!」 ピシッ…ピシピシッ…。 髪飾りにヒビが入っていく。 そして__粉々に砕け散った。 その瞬間__まばゆい光が辺りを包み込む! 「__っ!?」 「…なんじゃ、この嫌な光は…」