「ほれ、まだまだ行くぞ!雷魔法じゃ!!」 魔王が手の平を頭上に掲げると、辺りに雷雲が現れた…! ピシャァァァァンッ__!!! 激しい稲光が私達を襲う__! 「がっ……う、あ…!!!」 あまりの威力に崩れ落ちる私達を、優しい淡い光が包み込む。 「全体、治癒魔法…!」 「エト君、ナイス……!透明化魔法…!」 レウロさんの魔法で私達の姿が見えなくなった。