シスターさんは語る。 自分が感じた思いを。 「信じていた方がいました。だけどその方が私も、子供達も裏切っていたと知ったときから、私は人を汚いと思うようになりました」 「……………」 「大人へ感じた汚さ。それは子供達のちょっとした陰口にも感じるようになり、そうですね…私は疲れてしまったのです」 魔物のツメと剣が交差する音が、やけにうるさくその場に響く。 横目で見たエトさんは少しだけ、悲しそうな顔をしていた。