少女は仲間と“魔王”を倒す!


 ***


 「…これは…!?」


 階段を登り切ると、そこには多数の魔物が歩き回っていた。

 この場所にもし四人の誰かがいれば、戦闘している音が聞こえるだろう。

 だけど、そんな音は聞こえない。

 もしかして、もう、この魔物達に__?


 「だ…誰かー!いませ__むぅ!?」


 声をあげるなり、背後から誰かに口元を押さえつけられた!

 慌てて剣を構えようと手を伸ばすと__耳元でよく知っている声が響いた。