話すことで戦いを避けられるなんて、あり得ない。 __これは命の奪い合いなんだ。 剣を握る手に、再び力が宿る。 倒さなければいけない、目の前の敵を…! そうでなければ、“魔王”とすら私は戦えない! ソルが後ろへ飛び退き、私から距離をとる。 そしてそのまま刀を構えた。 「次の一撃で決める…娘よ、お前も全力で来い」 私は相棒である剣をソルに向かって構える。 しばしの間があったのち、同時に駆け出した。