少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「…仲間が心配か?」


 「えっ……?」


 「お前の仲間は、この先に散らばっている」


 ソルが刀を構えたまま、淡々と話す。

 私は疑問を感じながらも、それに応じた。


 「…なぜ、そんなことを教えてくれるんですか?」


 そう聞いた瞬間、ソルが一気に間合いを詰めてきた。

 私は瞬時に体を動かして、すんでのところで刃を回避する。

 息を整える私を見つめながら、ソルが言った。


 「俺を倒さねば仲間の元へは永遠に行けないぞ」