少女は仲間と“魔王”を倒す!


 全員で手紙を読み、顔を見合わせて、頷く。


 「…皆さん、春島に行きましょう!」


 私達は最後の旅支度を整えるため、行動を開始した。


 ***

 「本当に行くんだな、皆…」

 春島行きの船に乗る直前、見送りにケントさんがやって来てくれた。

 少しだけ不安そうなのは、エトさんとノエルさんが心配だからだろう。


 「…いや、お前達を心配するだけ無駄だよな!」


 迷いを振り切るように頭を振ってから、眩しい笑顔を浮かべた。


 「お前達なら絶対に大丈夫だ。全員で生きて帰ってこいよ!」


 私達はケントさんにお礼を言って手を振り、船へと乗り込む。