よく見ると、その足には手紙が結ばれていた。 …伝書鳩…? 思い当たる差出人は、一人しかいなかった。 私は手紙を片手で解き、中を確認する。 エトさん達も覗き込むようにして手紙を確認していた。 そこには、渦中の人物である“魔王”からの言葉。 『カナヤ、十四の誕生日おめでとう 仲間も集まったようでワシは嬉しいぞ これでようやく戦える! 春島…ワシらの故郷でお前達を待っているぞ』