『__ギルドはこの城を魔王軍の城とし、本日にも各島々のギルドから事前に討伐試験を合格した冒険者による討伐メンバーを送る見込みです!』 「…カナヤ、これは」 グリス達の視線が私に向けられる。 私はゴクリとツバを飲み込み、呟いた。 「…お父さん…“魔王”が動いたようです」 __そのとき。 バサバサッ…! 開かれていた窓から、一羽のハトが飛んできた。 ハトは私の腕にとまると、ここが終着点だとでもいうように毛づくろいを始める。