「それにしても魔王に育てられた、か…だからカナヤは若いわりに落ち着いてたんだな」 「勇者の髪飾りも、過去に魔王が奪った物かもね」 グリスとエトさんが話し合う隣で、レウロさんとノエルさんが私に話しかけてくる。 「魔王が師匠なら強いはずだよ!どんな修行をしたの!?」 「魔王は、魔法をお教えにならなかったのでしょうか…もしかして魔王は魔法を使えないとか!?」 「__あ、あのっ……!」 たまらず、私は声を出した。