「…それ、どういうことか説明してもらえるの?」 絞り出されたエトさんの言葉に頷き、私は続ける。 私の話を、皆さんに受け止めてもらいたいから。 「私は赤ちゃんのとき、春島の山奥に捨てられたんです。それを拾って、育ててくれたのがお父さん__“魔王”でした」 四人は、無言で私の話を聞いている。 私は一度、深呼吸を挟んでから口を開いた。 ……唇が、震えている。 「…“魔王”が私を拾ったのは、ただの興味本位でした。自分と自分が育てた“娘”はどちらが強いのか?そんな好奇心から私を育てたんです」