少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「確かに綺麗だがレウロ、気をつけないとしもやけになるぞ」


 モコモコの上着を着ているグリスが、寒そうに腕をさすりながら苦笑している。

 エトさんははしゃぐレウロさんを見て小さく息をもらした。


 「これで僕より年上だとか絶対ウソでしょ」


 「え?レウロさんってエトさんより年上なんですか!?」


 「そうだよ~!エト君が16歳で、ボクが17歳だから、ボクの方が年上なんだ!」


 まさかの事実に私は口をあんぐりと開く。