「えっ?そんなこと全然思いませんでしたよ!」 「そこは別に、気にしなくても良いんじゃないか?優れた能力があるなんてスゴいことだぞ!」 「うんうん!頼りになるなぁって感じだった!ボク、攻撃系の魔法は使えないから憧れちゃうよ!」 「優れた能力……頼りに……憧れ……?」 ノエルさんが下を向いて、小さく肩を震わせる。 やがてポタポタと落ちてきた雫が、地面の雪を溶かしていく。 「…ノエルさん…?」