「グリス、仲間というものは…その…自分の秘密も話せるような、間柄であるべきですよね…?」 「ん?そうだな…それが理想だが、無理してあれやこれや話す必要はないと思うぞ?」 優しい言葉に、一瞬逃げてしまいそうになる。 だけど私には、いつか言わなければならない秘密があった。 そしてそれはまだ、口にすることが怖くて、誰にも言えてないこと。 それは隠せば隠すだけ、モヤモヤとしたものを心にまとわせていく。 だから、私は決めた。