少女は仲間と“魔王”を倒す!


 ***

 再び冬島へと向かう船の中。


 『秋島、さよーならー!!』


 「おバカが三人に増えた……」


 頭を抱えるエトさんを横目に、私達は遠ざかる秋島へと手を振っていた。

 レウロさんは少しだけ寂しそうな顔をしたあと、エトさんの元へと駆け寄っていく。


 「エト!遅くなっちゃったけど、夏島では本当にありがとう…!」


 「別に僕は何もしてないよ、魔物と戦ってたのもカナヤとグリスだし」


 「団長を、助けてくれたでしょ?キミはボクらの団長の命の恩人だよ」