「そういえば、ずっと思ってたんだけどさ…」 __はい? 私達が立ち止まって続きを待っていると、エトさんは海の方を見ながらこう呟いた。 「…魔王に挑むために、もう一人くらい、前線で戦える奴が必要じゃないかなって」 「それって、カナヤ以外にも…ってことか?」 「うん、ずっとカナヤ一人で戦わせる訳にもいかないでしょ?今のパーティーだと、敵が大量にいればいるほど、カナヤの負担が増えてくし」 エトさんの言葉は、正直ありがたい物だった。