少女は仲間と“魔王”を倒す!


 私とエトさんが顔を見合わせる。

 それってつまり__?

 グリスが私達を振り返った。


 「オレを、お前達のパーティーに入れてほしい」


 真っ直ぐな目でそう言ったグリスに、私達は笑顔で返す。


 「もちろんですよ、グリス!」


 「なんか今更って感じだけどね」


 騎士達が唖然とする中、団長さんが大声で笑い出した。


 「うわっはっはっはっ!!!本当にあんたは気持ちの良い騎士様だなぁ!…ほら、レウロ!」


 団長さんは縄で結ばれた両手で、器用にレウロさんの背中を叩いた。