少女は仲間と“魔王”を倒す!


 私も心臓の辺りで嫌な気持ちが渦巻く。


 「グリス……」


 「次は何の任務か決めてるのか?決めてるよなぁ、お前は人気者だから…俺らと違って」


 アハハと笑う仲間達からの嫌味を前に、グリスは小さく笑った。

 その顔は何かに吹っ切れたような顔をしている。


 「__ああ、決めてるよ。次の任務は…」


 __魔王退治だ。


 グリスは確かにキッパリとそう言い放った。