少女は仲間と“魔王”を倒す!


 それから三日後。

 団長さんと、付き添いのレウロさんを連れて秋島へとやって来た私達。

 赤く染まった木々に囲まれた街の中を歩いていると、目の前に大きな建物が現れた。


 「ここが秋島騎士団の本拠地なんだ」


 グリスが大きな扉を開く。

 そこには既に数人の騎士が待っていた。


 「久しぶりじゃないか、グリス」


 騎士の一人が手を上げてヒラヒラと振った。


 「…あぁ、久しぶりだな皆」


 グリスが、どこかぎこちなく笑う。