*** 次の日。 私達はグリスからの提案で、街で自由行動を取っていた。 「明日の夜は窃盗団のアジトに乗り込むから、せめて今日くらいは羽を休めておこう」 その言葉に賛同したは良いものの…私は今、とても困っている。 こんな広い街、一人でどう過ごせばいいか分からない。 ゼロの島にいたときもそうだったけど、山奥で育った私には都会って目が回る…。 一人でしたいこともなく、宿屋に帰ろうかなと思ったとき、遠くにエトさんを見つけた。