少女は仲間と“魔王”を倒す!


 「お願いします…!団長を助けてあげて!」


 レウロさんの目から涙がこぼれた。

 私達は顔を見合わせる。

 罪を犯したとはいえ、事情が事情だ。

 このままレウロさん達を捕まえる訳にもいかなくなった。


 「団長さんの目を、どうにか覚ましてあげられませんかね…」


 「教団が絡んでるなら難しいかもしれないけど、やるしかなさそうだね」


 「…そうだな、一度話し合ってみるのも良いかも知れない」


 グリスがレウロさんを見た。