「だけどある日、ボク達をまとめてくれていた団長の子供が、病気で死んでしまって…それからだよ、団長がおかしくなっていったのは…」 「子供を失ったから、窃盗団を始めたのか…?」 グリスの言葉に、レウロさんは首を振った。 「…魔物信仰のせいだよ…」 「…何だって…?」 「魔物信仰の教団が、団長に近づいてきたんだ。“自分達の言う通りにすれば、子供が蘇る”なんて言ってね…」 その言葉にエトさんの顔つきが変わる。 レウロさんは悲痛な面持ちで私達にこう言った。