「うん。」

『私、Evolve&Echoのボーカルになった。』

「えっ⁉待って待って、聞き間違えかもしれない。もう一回言って。」

『Evolve&Echoのボーカルになった。』

「ほんとに⁉」

「ホントだよ‼」

雫に返事したのは、私ではない他の人だった。

それは、Evolve&Echoのみんなだった。

『なんでいるの?』

「奏が心配だからっていうから来た!」

そう言ったのは、響くんだった。