響きあう恋のメロディー

昨日と同じように、本を開いた。

読んでいると、後ろから肩を叩かれた。

後ろを向くと、奏が立っていた。

『どうしたの?』

「ちょっと来い。」

『分かった。』

なんだろう?

昨日のことかな?

入らないで欲しいって言われるのかな。

まぁ、なんでもいいか。

昨日と同様、旧音楽室に入った。

旧音楽室には、響くんと楽くん、昨日、私が入ることに反対した子がいた。

「日向先輩!!昨日ぶりだね!!」