響きあう恋のメロディー

お母さんがギュ〜と抱きついてきた。

『お母さん、苦しいよ〜』

「ごめんごめん!可愛くてついつい。」

『私は洗濯物と掃除やってくるから、お母さんはその間にご飯作って?』

「はーい!!」

お母さんは元気よく返事をしたあと、キッチンへと向かった。

私は、家の掃除と洗濯物を畳んだ。

久しぶりにお母さんが作った料理は、オムライスだった。

「簡単な料理でごめんね。」