「今日の音楽の時間の時の歌声を聞いた時に、ピンときた。」

『せっかく誘ってくれて悪いんだけど、私歌うの嫌いだから。』

「なぜだ?あんなに歌が上手いのに。」

『もう、歌は歌わないって決めてるから。』

「なんか抱えてんのか?」

『なんにも抱えてない。』

「嘘つくな。」

『なんにもないってば。』

「じゃあ、なんでそんなに顔してんだ。」

『やめて!私の中の無理やり入ってこないでよ!』