「日向、起きて!」

『ん...。』

雫に体を揺らされて起きた。

『おはよ。』

「おはよ。じゃないわよ‼」

『ごめんごめん。』

「やっぱり、日向、歌うの上手いよね!!」

『あ~。』

「やっぱり、なんかやってたでしょ?」

『何もやってないってば。その質問何回もされてるよ。』

「へへっ」

『あ、それより、次の授業ってなんだっけ。』

「えっとね、次は、確か数学だったかな。」

『数学かぁ~。いやだなぁ~。』

「それなぁ~」