あと、2人。

あと、1人。

とうとう私の番が来た。

「次の人お願いします。」

『はい。』

仕方なく歌うことにした。

一番尺が短い歌を歌うことにした。


******************************


「次の人お願いします。」

やっと歌い終わった。

自分の席に座り、顔を伏せた。

嫌いな歌うことをした事で疲れて眠ってしまった。

起きたのは授業が終わった後だった。