響きあう恋のメロディー

「いや、平気だ。」

奏はぐーっと伸びをして、立った。

「ちょっと着いてきて欲しい場所があるんだ。」

『わかった。』

奏のあとを着いていくと、屋上に出た。

奏は屋上の柵のそばまで歩いて景色を見た。

私も奏と同じように景色を見た瞬間、私は息を飲んだ。


橙、黄色、赤のグラーデーションになってる夕焼けが視野いっぱいに広がる。

『きれい...』

思わず口に出してしまった。

「だろ?」

奏が自慢げに言う。

『うん...』

私は、頷いた。

しばらく、2人とも話さず景色を見つめていた。

奏と隣にいると思うと、ドキドキと心臓が高鳴る。

不意に奏を見ると、奏と目が合った。

すると、奏は口を開いた。